人の一生は、誕生して死を迎えるまで・・・長くても約100年ほど。
肉体を纏っている間だけが人生ではなく、魂が何度も形態を纏って転生しているとするならば、私は随分と長い旅を続けているんだろうな・・・とたびたび考えます。
毎回違うパーソナリティーを持ち、出会いと別れを繰り返し、様々な環境と経験を通して成長、時には後戻りをしながら気の遠くなるような長旅をする魂の目的は一体なんなのでしょう。
そして霊・魂・肉体は三位一体の魂って何? と私の中では長い間曖昧なままでした。
原因なき原因といわれる霊(神)。
その霊が魂を纏い、魂は霊の表現体となります。
さらに魂が肉体を纏い、肉体は魂の表現体となります。
『霊』が魂と肉体の2つの衣装を纏いますが、どちらも結果体であるため、最終的には魂も進化と共に霊の中へと溶け込んでいくのです。
また、神は物質を通して顕現しているため、魂は霊と物質2極が結合し生まれた「意識」でもあります。
光(生命エネルギー)をより伝導する肉体へと進化させ、内的な霊的世界の波動に反応するためには意識体としての成長が必要なのです。
私たちよりも長く道を歩み、高い段階の仕事に携わっておられるアデプト方もまだ100%精妙な神の質料にはなっておらず、覚者も絶えず進化しておられます。
神の意識へと溶け込むことを最終目標に、転生を通じて意識を開花させてゆくことが魂の目的です。
宇宙の星々も誕生と消散を繰り返し拡大していくように、それぞれの人生はあなたの魂が最も前進できる最適な環境と肉体装備へと繋いでくれています。
平坦な道ばかりではありませんが、見えない方々の見守りに感謝しながら今生も頑張っていきたいと思います。